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読書感想文:臆病者のための億万長者入門(橘玲)② [読書感想文]

前回の続きで、読書感想文。

前回は第1章で投資を始める前に知っておくべき基本中の基本のことが書いていることをまとめた。

今回の第2章も知っておくべき基本のことが書かれており、第3章以降への布石の章となっている。

では、続きをば。

【第2章 「金融の常識」にダマされないために】
■世にはびこる、間違った金融の常識
 ・宝くじ
  ・ジャンボ宝くじ
   7億円が当たる確率は1000万文の1を下回る
  ・交通事故で死亡する確率は3万人に1人であり、宝くじに当たる確率は事故死の300分の1以下
  ⇒ 射幸心を煽られることなく、確率に冷静であるべきで、宝くじをすすんで買うのは愚かである。
 ・生命保険
  10年間の生命保険料の6割ほどが手数料などの付加保険料であり、宝くじよりも割の悪いギャンブルであると言える。
  ・亡くなる確率が100人に1人を超えるのは男性で65歳、女性は75歳から。
  ・当該確率を鑑みると、毎月生命保険に何千円も投資することは無駄。
  ・唯一正しいと思える保険の買い方は、
   ①もっとも経費率の低い生命保険に加入する
   ②保証は必要最低限にする
   ③保証が不要になったらすぐに解約する
 ・医療保険
  医療保険の本質は、働けない期間の所得補償である。このことから医療保険自体の原則は、
  ①年金受給者になったら医療保険は必要ない
   ⇒ 病気やケガで働けなくなるリスクがない年金受給者は入る意味がない。
  ②医療保険はできるだけ受け取りにくくする
■資産運用の4つの原則
 ①確実に儲かる話は絶対に自分のところに来ない
  赤の他人に儲け話を持っていく不必要性
 ②誰も他人のお金のことを真剣に考えたりしない
 ③誰も本当のことを教えてはくれない
  円天、安愚楽牧場の例から、法律上、罪が確定するまでは推定無罪で、怪しくても世の中に実態が報じられにくい。
  実際にジャーナリスト等もうっかりと変なことを記事にはできない。
 ④自分の資産は自分で守るしかない
  リスクを取れば損することもあり、投資に損はつきものだが、リスク分散で管理できる。
■第2章まとめ
実際にどう考え、どう運用していくか、を第3章以降で説明するための、準備の章。
世の中に当たり前のように流通している商品という親しみやすく理解しやすいものを例えに、
世の中の常識は実際には非常識であること、金融の知識や理解を正確に持つべきことの大切さが記載されている。


以上、今日はここまで。

かなりこの本については長くなってきた・・・。
ページ数的にはそんなに長い書籍ではないんですけどね。
いかんせん、まとめる能力ががが。

つづく。

タグ:読書感想文
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