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読書感想文:臆病者のための億万長者入門(橘玲)① [読書感想文]

またまた読書感想文!

備忘録的にブログを使用しているだけ、という。
参考にならない方も多数いると思いますので、ふ~んってだけで読み飛ばしてもらえれば。



書籍:臆病者のための億万長者入門(橘玲)
評価:★★
結論:株式投資、不動産投資といった投資商品なりマーケットを通して、億万長者になるために必要なマインドとは何か?が書かれた本。
そして、そのマインドとは、一言でいうと、"数字に従属で、合理的であれ"ということ。
時々出てくる宝くじの話やマイホームの話など、具体例を用いて我々がハマっていうトリックを暴いてくれ、
合理的に投資を行うことが、最も楽で近道な億万長者への道と書いてある。
それゆえに、ノウハウとか、ハウツーといった類のものではなく、読了後が何かできるようになるわけでも、
示唆が得られることもない。
示唆を与えないで、当たり前のことが書いているだけ、というのがこの本の特徴でもあり、最大のメリットでもある。

【第1章 資産運用を始める前に知っておきたい大切なこと】
■金持ちの定義
・純資産額 > 期待資産額
 ・純資産とは、金融資産や不動産資産の時価総額から住宅ローンなどの負債を引いたもの
 ・期待資産額=年齢×年収/10
■総資産を増やす方法
①人的資本を労働市場で運用して大きな富(効用)を得る=給料を上げるために努力する、ということ
 ・約1億3500万円の人的価値
  ⇒人的資本のリスク(割引率)を8%とすると、65歳の定年まで働くサラリーマン(生涯年収3億円)が入社時に持っている人的資本の価値
  ⇒ 65歳になると人的資本の価値が0になるため、老後は誰もが一人の投資家、となる
 ・金融資本の運用よりも先に、人的資本の運用を真剣に考えなければならない
  ・人的資本から最大の富を得る方法は2つ
   ①人的資本への投資によって、運用利回りを上げる
   ②人的資本の運用期間をできるだけ長くする
  ⇒ 65歳で定年を迎えることにより、人的資本を投下して富を得ることができなくなることは多大なリスク
  ⇒ 可能な限り長く働く、という考え方にシフトする必要性
②金融資本を金融市場で運用して、最小のリスクで最大のリターンを得る
・総資産=収入-支出+(資産×運用利回り)
 ・①収入を増やす
 ・②支出を減らす
 ・③資産を上手に運用する
・金融資本を最適に運用する
 ・総資本=人的資本+金融資本
  ・金融資本=金融資産+不動産+年金資産+相続財産など
⇒ つまり、
  ①それぞれの資産のリスク最小化
  ②それぞれの資産のリターン最大化
  ③資産運用に必要なコストの最小化
■第1章まとめ
人間には生涯においてある程度平均化できる期待資産額があり、その期待資産額を上回ること=金持ちだと定義できる。
そして、その期待資産額を増やす方法は主に人的資本の最大化と、金融資本の最大化があり、
まずはリスクのない人的資本の最大化に注力すべきである。
また、人的資本とは、労働期間×年収であり、65歳からの長い老後を考えると、労働期間をいかに長く伸ばせるか、に人的資本を最大化できるかどうかが懸かっている。


長くなったけど、1章まで、とりあえずここで区切り。
つづく。
タグ:読書感想文
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