読書感想文:起業のファイナンス(磯崎哲也)① [読書感想文]
前回の不動産投資の話とは打って変わって、
記事の後で軽く読んだ本があるので、ここに備忘録的に読んだ感想だとか、内容のまとめだとかを
残しておきたい。
2回に分けて読書感想文を記載。
長くて分かりにくくなるかも。
書籍:起業のファイナンス(磯崎哲也)
評価:★★
結論:ベンチャーにとって必要な全体的なことが薄く広く書いてある。
ゆえに、スポットでハウトゥー的に知りたい場合は、ネットで検索した方が良いくらい。
ただ、概論ゆえに、さくっとベンチャー界隈のファイナンスを知りたい場合にはおすすめだが、
読むのに時間がかかるため、もっと概論に特化したものの方が良いと思う。
■事業計画書
【構成】
・EXECUTIVE SUMMARY
要約。A42,3枚程度でさっと読めて面白い!と思えるようなまとめ。
②会社の概要
・会社の資本金などの基本事項
・マネジメントチーム(経営陣)の概要(略歴、職歴、使えるノウハウなど)
・組織(図)
・現在の事業内容の概要
・顧客
・その他
③外部環境
・マーケットの概要
・市場の規模
・市場の構造(競争環境の現況と競争の要素、KFS(Key Factor for Success))
④数値計画(損益や資金などの計画)
■事業の基本的な戦略
■販売計画
■人員計画
■損益計画、資金計画1~5年くらい
・市場規模や顧客数、シェア、単価などの前提条件
・売上
・売上原価(コストや販売数量などから計算)
・広告費・販売促進費(どういったプロモーションや営業活動を行うか?)
販管費(販売費及び一般管理費)
・人件費(どれくらいの給料の人を何人雇うか)
・福利厚生費等(人件費×14%程度)
・賃料(どんなオフィスや施設を借りるか?規模とともにどう借り増すか?)
・減価償却費(固定資産の投資から計算)
・その他経費(サーバー代、水道光熱費等)
・営業外費用や法人税等(借入れや法人税率等から計算)
・貸借対照表項目(資産、負債、資本)
・キャッシュフロー(投資など)
ここらへんのチェックポイントは、「いつどのくらい利益が出るか?」、「いつどのくらいの資金が必要になるか?」
⑤検討している資金調達の概要や資本政策
・EXIT戦略(上場、買収、他)
・想定している企業価値の根拠
・資金調達のスキーム
・株主構成(資本政策表)
1株当たり普通株式の10倍の議決権を持つ「Class B common stock」やdual class
■税制適格ストックオプション
付与した時も行使した時も非課税で売却時に初めて課税されるストックオプション。
税率:付与→行使時の儲けの約20%
・要件
①時価<または=行使価格でないといけない。
②無償で発行されること。
③契約により与えられたものであること。
④行使は2年後から10年後までの間に行うこと。
⑤行使価額は年間1200万円まで。
⑥譲渡禁止
⑦取締役・執行役・使用人である個人に付与されるものであること。
監査役や外注先、法人には付与できない。
いったん、ここまで。
つづく。
記事の後で軽く読んだ本があるので、ここに備忘録的に読んだ感想だとか、内容のまとめだとかを
残しておきたい。
2回に分けて読書感想文を記載。
長くて分かりにくくなるかも。
書籍:起業のファイナンス(磯崎哲也)
評価:★★
結論:ベンチャーにとって必要な全体的なことが薄く広く書いてある。
ゆえに、スポットでハウトゥー的に知りたい場合は、ネットで検索した方が良いくらい。
ただ、概論ゆえに、さくっとベンチャー界隈のファイナンスを知りたい場合にはおすすめだが、
読むのに時間がかかるため、もっと概論に特化したものの方が良いと思う。
■事業計画書
【構成】
・EXECUTIVE SUMMARY
要約。A42,3枚程度でさっと読めて面白い!と思えるようなまとめ。
②会社の概要
・会社の資本金などの基本事項
・マネジメントチーム(経営陣)の概要(略歴、職歴、使えるノウハウなど)
・組織(図)
・現在の事業内容の概要
・顧客
・その他
③外部環境
・マーケットの概要
・市場の規模
・市場の構造(競争環境の現況と競争の要素、KFS(Key Factor for Success))
④数値計画(損益や資金などの計画)
■事業の基本的な戦略
■販売計画
■人員計画
■損益計画、資金計画1~5年くらい
・市場規模や顧客数、シェア、単価などの前提条件
・売上
・売上原価(コストや販売数量などから計算)
・広告費・販売促進費(どういったプロモーションや営業活動を行うか?)
販管費(販売費及び一般管理費)
・人件費(どれくらいの給料の人を何人雇うか)
・福利厚生費等(人件費×14%程度)
・賃料(どんなオフィスや施設を借りるか?規模とともにどう借り増すか?)
・減価償却費(固定資産の投資から計算)
・その他経費(サーバー代、水道光熱費等)
・営業外費用や法人税等(借入れや法人税率等から計算)
・貸借対照表項目(資産、負債、資本)
・キャッシュフロー(投資など)
ここらへんのチェックポイントは、「いつどのくらい利益が出るか?」、「いつどのくらいの資金が必要になるか?」
⑤検討している資金調達の概要や資本政策
・EXIT戦略(上場、買収、他)
・想定している企業価値の根拠
・資金調達のスキーム
・株主構成(資本政策表)
1株当たり普通株式の10倍の議決権を持つ「Class B common stock」やdual class
■税制適格ストックオプション
付与した時も行使した時も非課税で売却時に初めて課税されるストックオプション。
税率:付与→行使時の儲けの約20%
・要件
①時価<または=行使価格でないといけない。
②無償で発行されること。
③契約により与えられたものであること。
④行使は2年後から10年後までの間に行うこと。
⑤行使価額は年間1200万円まで。
⑥譲渡禁止
⑦取締役・執行役・使用人である個人に付与されるものであること。
監査役や外注先、法人には付与できない。
いったん、ここまで。
つづく。
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